歯科保険について
通常、治療行為は、
- 予防治療 (口内洗浄、検査、X線等)
- 基本治療 (詰め物、抜歯等)
- 高額治療 (クラウン、入れ歯、ブリッジ等)
の3類型に分けられ、それぞれに給付率が設定されています。治療が高度になるにつれて給付率が低くなる (=自己負担が多くなる) ことが一般的です。弊社の歯科保険プランは、すべての歯科医でお使いいただけます。
ネットワーク内の歯科医を利用すると、ディスカウントされた治療費が適用されます。該当するプランでは、ID Cardにネットワークのロゴマークが印刷されていますのでご確認ください。ネットワーク内の歯科医については、弊社のウェブサイトにあるProvider Search でご確認いただけます。
さらに、医療保険同様、ネットワーク内と外とで給付率に差を設けているプラン(Dental PPOプラン)もあります。詳しくはブックレットをご覧になるか、お電話でご確認ください。
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歯科保険は、医療保険と異なり、保険の対象となる治療がはっきり決まっています。高額、特に$300以上の治療を勧められた場合は、事前に見積もりを取ることをお勧めします。この手続きはPre-determination (プリディターミネーション) と呼ばれ、治療情報の提供を受けた保険会社が保険給付額を事前に計算するものです。必要な情報をいただいてから2週間程度で回答いたします。
Pre-determinationに必要な情報は、歯科医が自ら保険会社に連絡することもありますが、そうでない場合は、弊社のウェブサイト(メンバーサービス『保険給付請求に関する情報』)からDentalの保険給付請求書(クレームフォーム)をプリントアウトしていただき、「1. Type of transaction」欄にある「request for predetermination/preauthorization」をチェックの上、歯科医側に見積もりの手続きをご依頼いただくと、情報記入作業をスムーズに進めてもらうことができます。
歯科保険では、通常、年間の給付額に上限があり、その額を超える治療費は全額自己負担となるので注意が必要です。お持ちのプランの年間上限額については、ブックレットまたはメンバーページ(ログイン要)・モバイルアプリでご確認ください。
また、 短期間に同じ検査 や治療項目を繰返すと2度目は給付の対象とならない場合もあります。特に主治医を変更される際はご注意ください。
緊急処置が必要でない治療については、歯科医とご相談のうえ、給付限度額を超える治療について翌年以降に繰越す等計画的に治療を進めることによって、高額な自己負担をある程度緩和できる場合もあります。また、プリディターミネーションの手続きを行うことで、事前にコストの予測を立てることも重要です。
緊急の場合の応急処置のみが保険の対象になります。保険申請には英語での治療詳細(歯の番号、材質など)と領収明細書が必要となりますのでご注意ください。